(前略)世界平和の祈りの中には、世界人類を救済せんとする神(救世主)の大光明心が輝いているのでありますから、その祈りを心に想っただけでも、そこには光明が輝くのです。
ですから、あまり内容が深くわからずにやっている人々でも、知らず知らずに心の中に世界平和の祈りの深い意味がわかってくるのであります。
それは、世界平和の祈りがもつ光明によって、その人の業因縁の波動が消されて、内部の光明心、すなわち本心の光が、外に輝き出てくるからなのです。
つまり、世界平和の祈りをするということは、救世主の大光明を、自分の住む世界に呼び寄せることと同意語なのであります。
(後略)
五井昌久著『愛・平和・祈り』より