(つづき)この世では力がなければ絶対に負けるんです。ところが今迄は武力の力であった。武力的科学力でもって押していたわけです。宇宙科学というものは武力的科学じゃないんです。平和の科学なのです。武力が使えなくなる科学力を持っているわけなのですよ。
そういう科学力を背景にして、日本人が中心になってやるわけです。世界平和の祈りの場というのはそれの総本部なんです。他に宇宙人のことをいっている人もたくさんいるし、円盤の研究家もたくさんいるけれども、総勢何千人何万人という団体でもって、みんな一体になって平和の祈りだけをやり、宇宙人の降りてくるのを待望しているところは一つもないですよ。団体になってやっているのはここだけです。
人の想念というのは強いです。数が多ければ多いほど強いのです。しかも何千人も何万人もが一つのことを思い、本当に無我の気持ち愛の気持ちで、宇宙人よ、というように思っている場合に、宇宙人はどこに降りるかというと、その場に降りるに決まっているでしょ。
そしてその中心はどこかというと、(中略)世界平和を祈る会になるわけですよ。
実際、ここに来ているんです。全く一つになって来ている。それがだんだん皆さんにも感じてくるわけです。肉眼に見えてくるかもしれない。テレパシーで聞こえてくるかもしれない。いろんなことがあるわけなのですね。それが何人かがそうなり、何十人かがそうなってくるというように増えてくると思うのです。
と同時に実際問題としては、形の世界に円盤も現れるし、宇宙人も必ず現れて来ますよ。もう現れなかったら終りです。
私は宇宙人が現れない限りは、この世界は終りだと思っているんですよ。ところが宇宙人というと何かピンと来ない、というのが宗教をやっている人の常なのですね。
守護神もはっきりある、守護霊もはっきりある、宇宙人もはっきり存在する。宇宙人は別な存在だけれど守護神と同じ役目をしている。地球人類を救おうと思って、守護霊守護神も働いている。宇宙人も働いている。
宇宙人というのはどういう形になるかというと、守護霊と守護神の間のような形でいるわけなのですね。しかも肉体波動に一番近い。だから守護霊的な役目だけれども守護神というのとは違う。いうなれば高度の副守護霊というような形です。(つづく)
五井先生のお話『白光誌1961年10月号』より