「(前略)私は五井先生を夢でよく見ます。
夢の先生は大変こわいですけれど、この世の先生は大変お優しい。
夢の先生は否応なしに来てくださるものですから、逃げるわけにはいかないです。
コーヒーなら、高貴な香りの高い苦い純粋なものであるけれど、この世の先生は、ミルクを混ぜたり、お砂糖を混ぜたり飲みよくしてくださるから、皆さんこんなにたくさんいらっしゃるんです。
夢の中の先生は大きな目玉で、眼鏡をかけていらっしゃらないせいか、とってもこわいんですね。
そして守護霊さんですが、ポツポツ頭の中にささやいてくださるんです。
お風呂に入ってぼんやりして、世界平和のお祈りなどしてますと、『電球を見てごらん。空気中に電気が充ち満ちていても、電球がなかったら光を現すことができない。
だから輝く夜のネオンをうらやましがらないで、たとえ2ワットの電球であろうとも、精一杯神様のみ心を現し、神さまのお力をこの世に現すようにしなさい。
あなたは2ワットの電球でも、一生懸命光ればいいんだよ』ってことをささやいてくださるんです。(つづく)
五井昌久著『講話集〈2〉みんな救われている (講話集 2)』より