(前略)
もし迷う事柄があったら、心の中で守護霊さんを呼びながら、その裁断を願えば、必ず、なんらかの形で、その答えをしてくれる。
それは前に述べたように、他の人に逢って、その人の口から聞かされるかも知れぬ。
あるいは、ぴん、と直感的にひらめくかも知れぬ。
ただこの場合、前者なら、最初に逢った人であり、後者なら、最初の直感、第一直感がその答えである。
その答えがいかに、現在の自分に都合が悪いように思えても、それは後によくなる方法に違いないのである。
それを信じなければならぬ。
第二直感で出てくることは、業因縁の答えであるから、よくよく注意せねばならぬ。
業因縁の答えは常に甘い。
都合よさそうな答えが多いので、つい、この答えにひきづられることが多いものである。
だから、常日頃、守護霊を信じ、感謝の想いを抱いていなければいけない。
(後略)
五井昌久著『神と人間』より