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誰もが神人になれる(前半)

(前略)自分が神様の立場になって、自分の本心の中に入って、そして行いに出るものでなければならない、ということです。

自分が一度、本心の世界、世界平和の祈りの中に入って、神様と一つになって、それでサーッと出てくるものなら、それは相手を傷めません。

光がパァーッと入ってゆくんだからね。

そういうようなことを、私はいつも思っているんですよ。

そこで、一番そういう状態に到達しやすい方法は何かというと、なんでもかんでも、いつでもどこでも、世界平和の祈りをすることです。

自分にどんなにつまらないことが起こっても、どんな不幸なことが起こっても、貧乏が起こっても、「ああ、自分はダメだなぁ」という想いが起こっても、「あいつ嫌なやつだな」という想いが起こっても、一生懸命、世界平和の祈りの中へ入ってゆく。

それで、何が出てきても“消えてゆく姿”、どんなことが出てきても“消えてゆく姿”というように、それをやりつづけていれば、その人は必ず神様と一つになれるのです。

神人といい、ゴッドマンという神の人になれるのです。

なぜなれるかというと、本当ははじめからなっているんだけれど、業想念に災いされて、曇っているだけなんですから。(つづく)

五井昌久著『講話集〈2〉みんな救われている (講話集 2)』より