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金星人の在り方②

(つづき)もっとたとえ話をすれば、ある人が部屋の中に入って、自分は外にいたとする。部屋の中は見えませんね。二階でもいいですよ。見えない。

そうすると、そこへ入ってゆくと「ああ、いた」と見えるわけです。それと同じように、肉体人間の波動の目には、宇宙人や金星人は見えないわけです。波動が微妙だから見えません。

向こうからは見えます。こっちがね。霊界もそうですよ。死んで亡くなった。浄まった人は、こっちがよく見えます。

でもこっちからは見えませんね。波動の微妙なほうは、粗いほうが見えるけれども、粗いほうからは微妙なほうは見えないんです。音でも聞こえないでしょ。微妙なほうが聞こえるわけです。

犬はもう嗅覚が人間の一億倍あるっていいますね。だから犬は、人間が見えないものを感じたりしますね。でも人間には感じない。しかしある。犬は家の中にいても、主人が遠くのほうから帰ってくるのがわかってしまう。それは敏感なのね。微妙な波動をキャッチするものを持っている。

肉体の人間というものは、それがないわけです。特殊な人は別として、ないわけです。

ところが宇宙人は、もっと微妙な波動を持っていますね。その境に住んでいる。だからお互いが見え合うわけですね。

お互いがわかっている。それと同じように、地球人も立派になって、波動が微妙になった時には、お互い全部が微妙になってくるんだから、お互いが見え合う、感じ合うわけです。(つづく)

五井昌久著『永遠のいのち―本当の自分に出合う 聖ケ丘講話 (聖ヶ丘講話)』より