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光になって生きよう

(前略)世界平和の祈りがこの中(※心の中)にあるうちは、その人は絶対に地獄に行かないんです。地獄へ行ったら、地獄がたちまち天国になっちゃう。

亡くなった世界に、天国とか地獄というのは実際あるんです。あるけれど、天国とか地獄とか、一箇所に決まっているんではないんです。

天国的な人が行ったとすれば、まわりがスーッと明るくなっちゃうんです。それで、天国に変わってくるんです。そうすると、それは菩薩業ということになる。

この世の中でもそうですよ。たとえば心の明るい良い人がいて、悪い人たちのなかに入っていったとします。

うんと心が明るくて純真な人だったら、悪い人が自然に知らない間に明るくなってくるじゃないですか。

それと同じように、私なら私がどんな悪いところへ行ったって、そのまわりは明るくなりますよ。

みんなが暗い顔をしているところへ私が行ったって、みんな全部が暗くったって、私一人行けば、そこが明るくなりますよ。

いろんなことを教えたら、みんなつい来ます。それで、いつの間にか明るくなっちゃいます。

そういうふうに、自分が光にならなきゃ。

底抜けに明るくていいんだから。光は明るいんです。光が暗いことはない、明るい。

蛍光灯のような光でも明るいですよ、闇よりは。それだから光にならなくちゃだめですよね。(後略)

五井昌久著『講話集〈4〉想いが世界を創っている (講話集 4)』より