(前略)五井昌久というこの肉体は救世主の器です。神さまの器です。救世の大光明の天と地をつなぐ柱、光の柱なんです。(中略)
大神さまのそのままの現れが救世主といってもいいくらいなんです。それは肉体にも現れているんですよ。何故現れているかというと、空っぽな人に現れればその人がそうなんだ。
そういうわけで、皆さんが本当に空っぽになって人を救っていれば救世主です。わかります?救世主というのはたくさんあるわけですよ。
本当は誰でも救世主なのだ。一人一人が空っぽになって、愛の心に満ちるならば、その人は救世主です。
それくらいの自信をもっていいです。世界平和の祈りを祈りつづけている人は、救世主の仕事をしているんです。救世の団体の仕事をしているんです。(中略)
救世主というのは個人だけ、一人だけに現れているんじゃない、ということを私は断言します。救世主というのは、大光明の団体が合わさった団体、いいかえれば大神さまが現れたという形です。それがいろんな肉体に入ってくる。それで救世の大運動を起こすんです。
それで、五井先生という者を中心とした団体はここにある。それは世界平和の祈りを唱えて、高々と進軍してゆくんです。その団体というのはものすごいんです。守護霊、守護神が無数にいて、素晴らしい大光明なのですよ。
それが今にだんだん現れてきます。それがやがてこの肉体の眼に見える世界に現れてくる、と私はいうんです。ああ、こんなに大勢の方々が働いていて下さったのか、こんなに素晴らしい光が働いていて下さったのかとみんなが思えるように必ずなるんです。それが出来なければダメですよ。
霊能の人には、先生の背後にはこういう神霊がいる、ああこんなに働いているということがわかるんですよ。しかし霊眼でない人には見えない。ところが霊眼でない人にも見えるように霊能者が集まって、その霊能者の力によってここに働いている光を見せますよ、必ず見せると断言している。誰が断言しているかというと、うしろに働いている神々です。それでそういう活動を今始めている。
もう一つは宇宙人です。金星や他の星の人たちが地球界に現れる。現わす準備を今している。それがやがて現れる。そういうふうにならないと、唯物論を破ることが出来ない。論より証拠、ワラ人形という言葉があるでしょう。
私がいくらしゃべっても、病人の病気も治らない、なんにもわからないというんでは、誰もついてきませんよね。いくら慕わしいといったって、効果があるからみんなついてくるんですよ。なんだか安心してくる。病気が治ってくる。会っていればなんだか便利なことがある、というんで、やっぱり便利屋の役もするんですよ。救世主というのは、便利屋の役もするんです。
そういう意味なのです。だから救世主は方々中に働いているんだ。そのひとつの現れが五井先生だ。肉体のほうの五井先生ね。
天の五井先生といったら救世主そのものです。それは五井先生という名前であるけれども、はたからいえば違うんです。マイトレーヤ、再臨のキリストなどいろんな名前があるんです。しかし働いている救世主は、皆さんのどこへでも入れる。呼さえすればいくらでも働いてくれる。
だから自信をもったらいいですよ。五井先生というのは肉体じゃない。肉体は器です。五井先生の器です。皆さんも五井先生の器なのです。いいかえれば一人一人が救世主の器です。
だから空っぽになりさえすれば、いくらでも救世主になれる。(中略)奮起一番、みんなが救世主になったらいいと思うんです。遠慮することはありません。救世主が多くなればなるほどいいんです。(後略)
五井昌久著『明るい心-五井昌久講話集4』より