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幼い精神状態を正す

現在の地球人類が、進化した先輩星のようになるためには、先ず、その幼い精神状態を正してゆかなければならないのです。

自分たちが滅びるのは嫌なくせに、他人や他国を平気で滅ぼしてしまおうという、その幼い精神状態は、進化した星の人々から観れば、危険で見ていられぬような状態です。

そこで進化した星の人々は、常に地球の監視をおさおさ怠らずにいるのであります。それが空飛ぶ円盤の出現であり、宇宙人の時折の出現であったりするのです。

この宇宙はあらゆる星々の調和によって保たれているのであります。地球なら地球という一つの星の混乱は、そのまま宇宙の調和の波を乱すことになるので、その波の調整のために、秀れた宇宙人たちは働かなければなりません。

この地球を地球だけのものとして、運行してゆこうとする時代はすでに過ぎ去っているのです。地球も宇宙の一員として、宇宙の大調和の方向にその歩みを運んでゆかねばならぬのですが、その調和への方向を、地球人類の大半は知らないでいるのです。

地球人類だけが、この宇宙の唯一の人類のように想っていることなど、大変な誤りなのであります。地球人類を大宇宙の一つの集団として考える時代に、今はなってきています。

人間が肉体人間だけでなく、幽界にも霊界にも神界にも、その生命の働きをしているのだ、という、肉体という物質、五感で感じる存在以外の人間の存在を、今日では嫌でも考えなくてはいけないのです。

それと同時に、人類というのは地球だけに存在するのではなく、宇宙の星々に存在していて、地球人類よりはるかに高度な秀れた科学力を持っている宇宙人たちが、宇宙調和のために活躍しているのであることを知らねばならぬのです。

五井昌久著『聖なる世界へ』より