皆さんは、常に本心と業想念を区別して生活することであります。
本心と業想念とをはっきり区別していないと、なかなか進歩することができません。
業想念は消えてゆく姿、消えてゆくに従って本心(神のみ心)が輝きだすのである、という真理を、想いの中に深く沁みこませることが大事であります。(中略)
宇宙人の高い心とひびきを等しくでき得る一番やさしい教えは、消えてゆく姿と世界平和の祈りであります。
これは金星の長老の言葉ですから間違いありません。
この事実はそう遠い将来でなしに、必ずはっきり示されますから、どうぞ私の著書を読んでおられる方々は、頭だけで納得していないで、さっそく日常の行為の中に、消えてゆく姿と、世界平和の祈りを根底にした生活をして下さい。
この教えは、貴方自身や貴女方一家族を救うと同時に、世界人類を第三次世界大戦や天変地異から救済するもっともやさしい、実行しやすい教えであると私は確信しているのです。
こうしてペンを取っている私の中で、金星の長老が愛に充ちた柔和な顔をして、輝く微笑で立っておられるのを、皆さんにも見ていただきたいものです。
五井昌久著『人類の未来-物質文明より霊文化へ』より