或る地方の人から、「自分の本体を自覚し、出し切るにはどうしたらいいか、その簡単な方法を教えてほしい」と手紙でたずねてきた。五井先生にお聞きした。
「そうだね、一番いい方法は、勿論いつも祈っていることが大切なのだけれど、特に、寝る前に祈ることだね。
それも寝床に横になって、眠りに入るまで祈ることですよ。
世界人類が平和でありますように、守護霊さん守護神さん有難うございます、ってね。そうして眠りに入ると、救世の大光明がより潜在意識を浄めやすくなるから、この方法をつづけていると、いつの間にか、知らない間に本体が自覚できて、本体のままに生活できるようになるよ。そうご返事してあげなさい。」
高橋英雄編著『続・如是我聞―五井先生の言葉』より