神の境地に必ず成る

自分が自分が、と思っている時は、本当の宗教心になっていないんです。

本当の宗教心というのは、自分がなくなるんです。
本当に自分がなくなるんです。

そして、内催しにスーッと自然にやってゆくことが、人のためにもなり、何かしら人を生かしてゆくようになるのです。

そこまで皆さんは必ず行くのです。

自分が働く、とか力まなくても、神さまは自然に自分を使ってくださるんです。

神さまというのは、自分の本心です。
本心が自分をちゃんと完全な働きをなさしめるんです。

それを、肉体のほうの自分がやろうやろうとすると、うまくゆかないんです。
そこで私は、世界平和の祈りの中からすべてをやりなさい、というのです。

力むのではなく自然にやるんです。
そこがなかなかむずかしい。

言うは易く行なうは難しですが、習うより慣れろで、祈りに慣れ親しんでいるうちに、自然に、自分が威張るということがなくなり、自然に親切にし、自然にいいことをし、自然に明るくなり、自然に安らかになる。

みんな、そこまで高まります。

五井昌久著『質問ありませんか?―聖ケ丘講話』より