守護神の導き方というのは、
ただ甘やかして、
業をつけたままで、
幸せにしようと思っていません。肉体界を抜けて
霊界なり幽界なりに行く場合に、
悪いくせを持ったままで行くと、
うんと痛い目を見るのです。幽界というのは、
あいつを殴りたいと思ったとき、
パーンと自分が殴られてしまう。波が瞬時に帰ってくる。
自分のやろうとしたことが
帰ってくるわけです。だからちょっとでも業想念があれば、
それだけ痛い目を見る。だから自分本位の想いが
スッカリなくなるように、
守護神はしたいのです。自分の護っている人間の
自我欲望がスッカリなくなって、
きれいな魂になるように
一生懸命やっている。
五井先生のお話し『白光誌1963年3月号』より