(前略)「実は昨日お祈りしておりましたら、天の五井先生がお現われになりまして、私の患部をなでて下さいました。私はスッキリ致しました」なんて体験談やら、「五井先生!ってお呼びしましたら、五井先生がパッと現われて頂きまして、大丈夫だよっておっしゃって頂きました」っていうのもある。
みんなが経験しているんです。
その五井先生なるものはどういうのかというと、それは神界の五井先生ですよ。(中略)
何が行くか、それは私の霊体が行き、神体が行くんです。
神体というのはどういうことかというと、太陽のようなもんで、八方どこへでも光線だから行くわけです。(中略)
それと同じようにあなた方の本当の姿も神体なんです。
神さまなんです。
五井先生という名前で皆さんの前に現われている神さまは、皆さん自身でもあるんです。
そこのところが難しい。
皆さんの本当の姿は五井先生なんです。
仮に五井先生という名前で現われている神さまなんです。
それがわかれば、実に気が楽になるんですよ。(中略)
この肉体の五井昌久じゃなくて、五井先生という名前で現われている神さま、即ち皆さんの本体なんです。
皆さんの本体も私の本体も、みんな一つなんです。
なぜならば宇宙は一つだから。
こんな簡単な原理がわからない。
宇宙神はひとつなんですよ。
宇宙神は一つの姿で、太陽のように輝いている。
その光の一つが皆さんなんです。
その光が汚れているか、汚れていないかが問題なので、全部きれいに光が澄み通っていれば、太陽と同じ、太陽そのものです。(後略)
五井昌久著『光明の生活者-五井昌久講話集3』より