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心の平安、心の平和⑤

(つづき)”消えてゆく姿で世界平和の祈り”というような、想いを換えてしまう、潜在意識にたまっている想いも、現われている想いも、不平不満の想いも、全部神さまに委ねて、神さまの大光明波動で浄めてもらう。そうしない限りは、人間は幸福になりません。(中略)

幽界の姿、潜在意識にある、あらゆる抑圧され、押し詰められた想い、恐れる想い、憎しみの想い、暗い想い等、いっぱいたまっている想いが、宇宙の運行とともに外に追い出されて来て、表面の意識に上ってくる。体に現われてくるという時代なんです。

だからいろんな病気も、いろんな不幸も現われてくるんです。

現われてくるものを、現われてくると同時に、それを全部消し去って本心開発、魂の開発のために役立たせなければいけない。

そこで私は、あらゆるものは消えてゆく姿なんだ、消えてゆくにしたがって、本心が現われるんだ。

しかし、その消えてゆく姿をどこにやったらいいかわからないだろうから、人類の本当の目的であり、人類が悲願し熱望している想いの中に入ればいい。

それは何かというと、世界が平和になることです。

そこで、”世界人類が平和でありますように”という祈り言の中に、あらゆる想いを消えてゆく姿として入れてしまいなさい、と教えているんです。

”世界人類が平和でありますように、私共の天命が完うされますように、守護霊さん守護神さん、ありがとうございます”と常に常にそれを繰り返していれば、いつの間にか顕在意識の想いから潜在意識の幽界、霊界まで、すべて世界人類が平和であれという、人類愛の神のみ心の光がそのまま入ってしまって、自分は光一元になってしまう。そうすると自分は平和になりますね。(つづく)

五井昌久著『天の心かく在り―日本の進むべき道 (聖ケ丘講話)』より