(つづき)もっともその気持ちでいるならば、一生のうちにすっかりきれいになります。
しかも自分がこの世に存在しているということが、世界人類のためになるような、そういう菩薩的な人間に、知らない間になってしまうのです。
だから精神病ばかりではなく、あらゆる病気、あらゆる苦悩、悲しみ、憎悪、闘争をすっかりなくすためには、自分の心をまず平和にし、人々の心に平和の光を与えるという運動がなされなければなりません。
私たちは現在、それをやっているのです。(中略)
世界平和の祈りに神々が結集してきて、救世の大光明となり、世界平和の祈りをする人のところへ光が流れてゆくのです。
その光が横に広がって、地球を浄めているわけです。
世界人類が平和でありますように、と皆さんが祈るときには、皆さんの体をとおして、光が流れてゆくことは確かなのです。
この運動は、そういう神々の指揮したもう運動になってきているのです。(後略)
五井昌久著『天の心かく在り―日本の進むべき道 (聖ケ丘講話)』より