(前略)
だんだん進化してゆくのですが、一度に進化するのではなくて、ある角度があって変わってゆくのです。
今がだらだらと上がってきた最後のところで、やがてパーッと上がるわけです。
それだからここで大変化をするわけです。
獣の性をなくして、神の性にするわけです。
人類としては、だんだんよくなるのではなくて、サーっとよくなるのです。
パ-っと本心が開くのです。
皆さんは自分が浄まるとかなんとかいうよりも、そのまま光を地球に振りまく役目をもっている。
菩薩行をしているわけです。
それと同時に、自分もますます高くなるのです。
序々に人類が立派になってゆくのではなくて、奇想天外な、地球人類では考えられない、超々超々超越的なことが、パーッと起こるのです。
(後略)
五井昌久著『白光誌1977年10月号』より