(前略)大神さまからいろいろ分かれた神々があります。
神々があって、ようするに金星の長老のように、地球界救済のためにいろんな聖者を送っている元締めがいます。
その元締めと、この地球界で働いている人に差があるか、というとないんです。
差があるようでないんです。
金星の長老と五井先生とには差があるか、というとないんです。
同じものなんです。
金星の長老と大神さまと違うかというと、同じものなのです。
わかりますね。
むずかしいみたいだけど、むずかしくないですよ。
五井先生と斎藤さんと違うか、といったら違わない。
斎藤さんとあなた方と違うかといったら違わない。
みんな神々なんです。
これが真理なんですよ。
神々というものは、そういうものなんです。
私とあなたと違いやしない。一つも違わない。
違うのは何かというと、想いだけなんです。
想いが勝手に、「違う」と思っているんです。
その想いを全部、世界平和の祈りの中へ投げ出してしまえば、同じになってしまいます。
全部、五井先生になっちゃう。
全部、金星の長老になっちゃう。
全部、天之御中主大神になるんです。
それが神道の極意なんです。(後略)
五井昌久著『講話集〈1〉神様にまかせきる (講話集 1)』より