何故私が、いつも゛地球人類゛と書くのかと申しますと、人類は地球の他の各星々にも多数存在しているからです。そして、最初に生まれた星から旧い順に、宇宙神そのままのみ心にまで成長していったのであります。
そして、そうした先輩のうちから選ばれた方々が宇宙天使として、現在は地球の進化向上のために力を尽くしているのであります。
私のところなどへは、科学の知識を流し込んでまいりまして、物質科学(※1)では及びもつかない超越した科学(※2)を、教えてきているのです。
(※1現在までの地球文明における科学のこと)
(※2宇宙子波動生命物理学のこと)いよいよ神がこの世に姿を現わされて、正面きって、人類救済の手を差しのべる時代となってきたのであります。
地球人類の知恵、能力における科学の発展も大したものだと思いますが、先輩星の科学力は、地球科学など問題にならぬほど進んでいるのであります。
そのいい例が、空飛ぶ円盤と呼ばれている存在であります。地球のジェット機のスピードも遠く及ばない速さ、そして縦横自在に飛び廻れる敏速さ、一箇所にとどまっていられる能力等々、ジェット機よりも優れた面が非常に多いのです。
ああいう円盤流の科学が使われている星々が、現実にあるのですから、地球人類も、神の救済の愛に真剣にすがってもいいわけです。私たちは現実にそうした星々の人類と接しているのですから間違いありません。
もう、地球人自体では地球の滅亡を救えぬ時に至っていることは、この地球の状態をよくみつめてみれば、かなりはっきりわかることです。
しかし、愛そのものである宇宙神が、この人類の滅亡をそのまま放っておくわけがありません。といって、抽象的な救い方では、地球人類は神の存在をはっきり感じません。
どうしてもはっきりと、神のみ心をこの地球界に現わさなければなりません。神のみ心がはっきり現われれば、悪や不調和は消え去ってしまいます。
悪や不調和が消え去る時に、どのような状態で消え去るかということは別にして、その後は地球世界に地上天国が生まれてくるわけです。
そういう時(今この時代)を深い信仰と、大調和科学によって、人類と神々とが一体となり、つくりあげてゆくわけです。その日のくることを信じて、私どもは平和運動を根本にして、働きつづけているのです。
五井昌久著『信仰と直観』より