空でも、大地でも、みんな気によって動いているんです。
大地は生きているんです。地球は生きているんです。地球はただの土じゃないんですよ。
地球霊王というのがいらして、地球とはその地球霊王の体なんです。
霊の体なんですね。霊体が中にあって、肉体があるのと同じように、霊があって、外が土のようになっているんですね。
それをみんな、単なる土だと思っている。なんでもないと思っている。心なんかないと思っている。
ところが、大地には心がある。だから大地の心を乱し、気を乱してしまうわけです。そうすれば大地震も起きるでしょうし、天の気を乱せば、暴風雨も起こるでしょう。
そういうふうに、いつでも天変地変が起こりうるような状態になっている。このまま、このような状態がつづいてゆけば、戦争にまでならなくても、この地球は天変地変でダメになっちゃうかもしれない。
ですから、もうこういう生き方をやめなきゃいけません。(中略)縦に神のみ心に調和し、横に人類相互が手を握り合って、しかも自分に課せられた天命を完うしてゆく。そういう生き方をしなきゃならないわけなんです。
五井昌久著『天の心かく在り―日本の進むべき道 (聖ケ丘講話)』より