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祈りとは想念の入れ替え

悪い想いや汚れた想いが出てくるということは、その人の潜在意識層に、そうした想いがあるからなのであります。
ですから、いくら抑えようとしても、いけないと想っても、いつかは外に出てくるものなのであります。

そこで、そうした想念を消えてゆく姿として、祈りの中で消してもらうのであります。
いいかえれば、業想念と光を入れ替えてもらうのです。

そう致しますと、潜在意識層の業想念が減って、光の波動が代わって入ってゆくことになり、悪い想いや汚れた想いの出るたびに、光が潜在意識層の中に入っていって、いつの間にか、潜在意識層が光に充たされてくるのであります。

想念の入れ代えが、つまり祈りということなのであります。
業想念と神の光の入れ代えなのですから、悪かろうはずがありません。

祈りぐせがつきますと、何んにつけても、すぐにでも祈り心になってきます。

想念の習慣が、いつの間にか、神と一体の想念の流れとなってしまい、自然に人格が高くなってくるのであります。

五井昌久著『生きている念仏』より