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執着は供養ならず

(前略)亡くなった父や母に、あまり執着をもっていると、かえって父や母は困るのです。亡くなってからの世界で、間違った運命となりますから……。

あまり執着をもっていると、足を引っ張っているのと同じです。

だから先祖供養をするというのも、気楽に、「天命が完うされますように」と供養するほうが光がゆくのです。

「ああ、あの人が生きていてくれたら、私はねえ」と、涙っぽくお祈りするのは、供養にならないのです。(後略)

五井昌久著『白光誌1967年7月号』より