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感謝は光なり

感謝は光なり。だから、貧乏でも病気でも、いやな事柄でも、一番早く消したいなら、感謝することなんです。

「ああ、この病気に現われているのも、この病気の姿は過去世の因縁が軽くこれで済んでいくんだ、この病気の症状によって消えてゆくんだ、ありがとうございます」という形ですね。

それで、「守護霊さん守護神さんありがとうございます」と感謝し、そのお礼として、世界人類の中に自分もあるのですから、自分の幸せもこめ、自分の平和もこめて、「世界人類が平和でありますように」と祈るわけです。

そうすると、誰もが苦しまないで、守護霊さん守護神さんさえも苦しまないで、みんなが平和になってゆくわけです。

一番初歩の段階とすれば、私のような肉体を持った人のところへ想いを集めて、それで消してゆく。

第二段階としては、守護霊守護神の中へ入って消してゆく。

第三段階としては、守護霊守護神に対する感謝、あらゆるものに対する感謝の中で消していただく。

そうすると、守護霊守護神の光が余計に入ってくるんです。「守護霊さん守護神さん助けて」ももちろんいいんですけれど、「ありがとうございます、よろしくお願いします」と感謝するときに、感謝は光だから、そこで黒雲の想いがずいぶん消えるわけです。

たとえば不平ダラダラ、「守護霊何をボヤボヤしているんだ、オレを助けないか」という調子。守護霊がついているというのに、「なんだお前、助太刀に来ているの何やっているんだよ、オレをこんなに苦しめてどうするんだ」という調子では、業の黒雲をますます増やしてしまいます。

守護霊さんがせっかく光を振りまいても、光が曇っちゃいます。それを、「過去世の因縁の消えてゆく姿だ、守護霊さん、いつも守ってくださってありがとうございます、守護神さん、ありがとうございます」と言えば、いっぱいに業があったものが、感謝するときにスーッと消えてゆくわけです。

その消えた分だけ、守護霊の光が余計に入るわけです。それですから、うんと沢山、そして早く消えるわけです。

だから、自分にいかなる不都合なことがあっても、嫌なことがあっても、即座に感謝できれば、一番早く業が消える。

即座に出来なくても、「ああ、これは消えてゆく姿だな」と思って、徐々に感謝のほうへ向けてゆけば、そうすれば、守護霊守護神の力も余計に入ってくるというわけです。

五井昌久著『永遠のいのち―本当の自分に出合う 聖ケ丘講話 (聖ヶ丘講話)』より