地球人類の業想念が放射能灰となつて
自らの空や大地を汚しきつている時
澄み清まつた躰をもつ聖なる人たちが
私たちの身辺に近づいてきたその人たちは宇宙をそのまゝ
住として星々のように輝き渡つている存在者
神のみ心そのまゝを自己の生活に現わしている人類
キリスト、仏陀と全く等しい光明体だその人々には一切の敵はなく
悲嘆も憎怒も恐怖も不安も
そうしたあらゆる業想念はさらさらない平和を望みながら
自ら世界を乱している地球人類よ
敵を見る思想の中には平和は来ず
武力に頼つている卑弱な信仰心では
神のみ心に融合することはできない宇宙人の声はそう私たちに伝えている
私たちはその真理を知つている
私たちのすべての生活は
世界平和の祈り心から生まれてくるもの
すべての人類が神の子であることを
身をもつて現わそうとしているものだ宇宙平和の中心者大天使
宇宙人は今私たちの身近かにいる世界平和の祈りのひびきに交流して
地球人類救済のため
その慈愛のみ光りを
あらゆる地域に放射しはじめているのだ私たちは祈る世界平和を祈る
地球人類が宇宙の聖なる使命を果たすための
清らかな躰に生れ変わるようにと
私たちの世界平和の祈り言は
今日から明日へ
明日から明後日(あさって)へ
益々ひろがりつづけてゆくのである
五井昌久著『いのり―詩集』より