2017-05

著書

完全な解脱について③

(つづき)だから仙人などというのは、一つの行の方法がありましてね、それによっていろんな神通力を出すわけです。ところがそれに把われている。把われているから、その範疇でないもの、離れたものとは交流がうまく出来ないんですよ。この世の宗教者で立派な...
著書

完全な解脱について②

(つづき)ところが一生懸命”行”をやった、修行した仙人みたいな形の人、行者のような形の人の中には、それは正覚を得た人もありますよ、役行者のような人もいるんだからね。役行者という人は、山から山へ渡り歩いて、修行に修行を重ねた人で、初め観音さま...
著書

完全な解脱について①

解脱ということについてお話しましょう。私がよく言うんですが、仙人のように神通自在になって、姿が消えて何処でも飛んで歩けるような力を持っていても、本当に解脱していないと正覚を得ないんです。仏さまの境地、神と一体にならないんです。どういうことか...
著書

色即是空と平和の祈り(後半)

(つづき)大神さまのみ心というのは、世界人類が平和であることです。神のみ心が現われるということは、世界中のありとしあらゆる生物がみんな調和して生きること、それが大神さまのみ心の大調和の姿が現われることです。つまり世界人類が平和になることは、...
著書

色即是空と平和の祈り(前半)

(前略)色即是空の色というのは、”もの”という意味です。本当の姿と偽りの姿とが混ざっているものです。その色が即是空で空になると、今度は空の中から空即是色となって、空は即ち光なり、色が本当の姿の現われだけになる。神さまの智恵、本当の働きがスッ...
著書

空の状態になると

(前略)(※ご自分の体験談を数例あげて)そういうふうに、自然に行なったことが、普通の人間がやる何倍もの力になって現われてくる。のん気に自然にやっていることが、素晴らしい力になって現われてくる。それはどういうことかというと、自分の想いが全部神...
著書

神体の磁場を現わす生き方

(前略)地球科学で電磁場というのがあります。つまり電気が流れると、そこには必ず磁場と電場が生じるのですね。それと同じように人間の想いというのは、幽体という磁場、つまり想いの波の流れる場所があって、そこに想いがいっぱいあるわけです。肉体にも磁...
著書

ひとりでに良い行ないが出来るようになる方法(前半)

(前略)私はどこに”居る”かというと、天の理想と地の現実をつなぐ真ん中に、空っぽになって”居る”のです。そして、「世界平和の祈りを祈りなさい」とみんなに教えているのです。皆さんがお祈りをすると、この空っぽの体を通して、スーッと神さまのなかへ...
著書

徹底した肉体観念の否定

(前略)肉体の人間がどうやったって、本当の世界平和は出来っこない。どうしたら自分も安心し、隣の人もお向かいも安心し、この国が安心され、あの国を安心させられるかというと、世界平和の祈りのなかへ自分の想いを全部入れ込んでしまって入りきりになると...
著書

天と地を理想で結ぶ道③(完)

(つづき)肉体の人間の考え方でいけば、自分を守るのは当たり前、自分の家族を守るのも当たり前。けれど、それではどうしても世界はよくならない。みんなが平等の愛じゃないんだから……。「ああ、これではもう肉体の人間じゃだめなんだ」と手をあげてしまう...
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