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老子の講話①

いいですか、皆さんが世界人類三十億(昭和37年当時)を救うんですよ。肝に銘じてください。

皆さんが三十億を救う先達なんですよ。世界平和の真祈りの中心なんですよ。

自分たちが救われるんじゃなくて、自分たちが救いに立つのです。

皆さんの過去世を観れば、みんな相当なものです。それなのに、この世の垢や芥(あくた)がついて、ヘナヘナなんかしてしまったのだけれども、実はヘナヘナした人間など一人もいないのです。

みんな神の子なのです。みんな前世において、修行に修行を積んだ人間が集まっているのです。それでなければ、この祈りのことがわからないんですよ。五井先生がわからない。

少しでもわかるということは、過去世において、修行を積んだ賜物なんですね。修行を積んでいない人間は、唯物論者のようになって、神がいないとか、霊はないとか、くだらないことを言ってのさばっているんですよ。

少しでも修行を積むと、神様がわかるし、霊のことがわかるんです。だから皆さんは幸せな人たちです。世界人類を本当に救うための第一歩を踏み出すときに、五井先生とともに手をつないで、世界平和の祈りが出来るということはなんたる幸せよ、と老子は言うのである。(笑)

老子はいいことを言って下さる。私ともども、ハイとかしこまって謹聴してしまう。

老子は私の中に合体してきて、「お前を指導する」というんだからね。だから指導されちゃおうと思って、私ともども小言を言われているのであります。わかりますね。(つづく)

五井昌久著『魂が大きく開く時 (聖ヶ丘講話)』より