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政治をよくするためにも私たちが立派になろう

(前略)

政界をご覧なさい。与党と野党に分かれていますが、野党がダメだダメだとさかんに突いています。どうして人のアラばかり突いて、人の足を引っ張らなきゃいけないんでしょう。

そうしなきゃ、自分が偉くならないと思うんでしょうかね。自分の政権が取れないと思うんでしょうかね。人間のみじめな、低劣な姿を現しています。

足ばかり引っ張らなくて、自分たちのいい政策をかかげて、これでどうかって出せばいい。

人間はもっと立派になって、お互いにほめ讃え合って、お互いに尊敬し合って生きるべきものなんです。

それが国会と見ていると、まるで足の引っぱり合いです。

長々と国会の討議をやっているのをテレビで見ていますと、時間の浪費だし、国民の税金の浪費だなあと思います。

ああいう姿をだんだん改めるためにも、われわれ一人一人が立派になって、本心の世界にある神の救う姿を、われわれ自身が現して見せなければならないわけです。

その先達として皆さんがあるんです。

世界平和の祈りの同志というのは、神さまの光の柱の中に入っているわけです。

神さまの光の柱の中に入って、永遠の生命の道にすっかり乗りきった人が、平和の祈りのあなた方なんですよ。

皆さんは他の人より立派で光り輝いています。

(後略)

五井昌久著『永遠のいのち―本当の自分に出合う 聖ケ丘講話 (聖ヶ丘講話)』より