皆さん、おはようございます。何か質問をしてください。天命を果たすということと、その人の努力ということですね。
この世に生きていて本当に大切な、根本的な天命というのは、神のみ心を、この地球界に顕すということなんですね。
宇宙神があらゆる星を創りました。金星もあれば水星もあれば、木星もある。いろんな星を創りまして、その星の一つ一つに生命が宿っているわけですね。ま、それで地球が出来た、と。
その地球が出来る前に、他の星で生命体が働いているんですね。立派な文明文化を築き上げて、神のみ心を現わしている星もたくさんあるんです。また、神のみ心どころじゃない、動物性を現わしている星もたくさんあるわけです。
それで地球というのは、その中間帯くらいのところで、まだ神のみ心を本当に現わすところにはいかないけれども、しかし動物性だけではない、動物性と神のみ心を半々に持った、玉石混交な世界なんですね、地球というものは。
ですから、地球人間がここに住んでおりますことは、宗教的には、人間は神の子であると言われるけれども、まだ神の子の姿を現わしていないわけなんですね。
そして、人類の一番の目的というもの、また、人類といわず個々としても、個々人としても一番の目的というものは、この地球界に神のみ心を顕すということなんです。
神のみ心を顕すということはどういうことかというと、この世界が完全になる、調和する、大調和するということが、神のみ心を顕すということ。言い換えれば、世界人類が平和になるということが、神のみ心を顕すということになるんですね。
それですから、個人にしても国家にしても人類にしても、神のみ心である、”世界人類の平和を実現すること”が天命なわけなんです。大きな意味で言えば、天命はそこにあるわけなんですね。(つづく)
五井先生のある日のお話しより