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根本的な思い違い

(前略)人間は生命そのものであり、神界も霊界も幽界も肉体界も、その生命の働き場所であるのですが、人々が肉体の場から見ておりますと、肉体にだけ生命が働いているように思えるのです。

そこの思い誤りが、人類が悲惨な歴史を繰り返している、根本的な思い違いなのです。

生命は永遠不滅のものであり、神そのものの働きであるのです。

ですから、人間は神の分生命(わけいのち)であり、神を大生命と呼ぶのであります。(後略)

五井昌久著『聖なる世界へ』より