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瞬間の反省①

(前略)

自分では全託している

といっている人が、

知らず知らずに

自我の想念で行動しているのを

よく見かけます。

その人自身は全託だと

思い込んでいるのでしょうが、

こちらからみると、

神のみ心による行為でないことを、

いったりしているのを

よくみかけます。

ですから、

自分では全託している

と思い込んでいる人でも、

自分の想念行為は常に

反省してみる必要があるのです。

思い上がった宗教信仰者ほど

嫌味なものはないのですが、

反省のない全託への道なども、

それと同様になりがちです。

(つづく)

五井昌久著『宗教問答 (続)』より