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古い人ほど内省をしなさい②

(中略)

自分が自分をごまかしていたら救われない、ダメですよ。

自分をごまかさないで出来なければ……。

「ああ、私はこれだけでございます。けれど明日はもっと立派になります。明後日はもっと立派になります」そういうふうに(※内側の守護霊守護神に対して)自分で思って、一生懸命、業をはいでゆく。

業を取るには一生懸命祈ればいいのです。

自分に欠点があったら、「この業が一日も早く取れますように、こういう長所になりますように」と、平和の祈りに入ればいいんですよね。

私なども年中、反省しております。

一日として自分のことを、内省しないことはありません。

教える時には神様の光がパーッと教えます。

肉体をもった五井昌久としては、内省を怠らない。

どんな人のいうことでも聞いています。

「ああ、私はそこを直さないといけないな、もっと立派にならないといけないな」と、常に常に思わないことはありませんよ。

皆さんも人に立てられれば立てられるほど、自分を内省して、「ああ、この会の人は立派だな、何年やってらっしゃる?十年?ああ、立派だな。五年?ああ立派だな」、というように、古くなればなるほど、ますます立派になり、「やっぱり古い方は立派だな」と、言われるようにならないといけません。

人間は年を取れば取るほど立派にならなければいけないと同じように、古い方はどこの教団から見ても、どんな人から見ても、「ああ、あの人は品格がいい、立派だ、柔和だし、気高くもある」と、自然に誰からも言われるような人間になっていただきたいですね。

(つづく)

五井昌久著『悠々とした生き方―青空のような心で生きる秘訣 聖ヶ丘講話』より