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自分を愛し、赦すコツ

教義(『人間と真実の生き方』)の中の、自分を赦し人を赦しというのでも、自分を愛し人を愛しというのでも、その人たちの業想念、誤った想念や行為を赦せ、というのではありません。

そうした業想念や誤った行為は、すべてもうそこに現わされてしまったので、善いも悪いもないのです。

それはあたかも、食事の後の糞のようなもので、出てしまったものが、汚いも嫌もありません。それは消えてゆかしめるより仕方ありません。だからそれらは、消えてゆく姿なのです。

消えてゆく姿といっても、その想念、その行為を心の底から、悪かった、これではならない、と深く自らを反省して、世界平和の祈りの中で、救世の大光明の神々に消して頂くように願わなければならないのです。

それが、自分を愛し、自分を赦すことなのであります。

ただ単に、ああ消えてゆく姿よ、というだけでは、業の波動は消え去るものではありません。

その業波動を、神の大光明の中に放して、神々に消していただくのです。この真理をよくわかっていただきたいと想います。

五井昌久著『真の幸福』より