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天命と運命の違いについて(前半)

さあ、また質問してください、どうぞ。んっ、天命と運命ね。(中略)

人間には天命というのと、運命というのがあるんですね。宿命というかね。(中略)

天命というのは何かというと、人間が神の子であるという、その役目を果すことが天命というんですね。

運命とか宿命というのはね、業のほうのことなんですね。業の消えてゆく姿として現われてくるのが運命、あるいは宿命というんですね。

天命というのは光のほう。神の生命(いのち)の光が顕われていることが天命なんですね。

さて、そこでね、皆さんが天命を果しているか、運命、宿命に翻弄されているか、ということなんですね。

天命というのはどういうことかといいますと、この地球の世界というのは、神のみ心を顕わすために出来ているわけです。

まあ、金星とか火星とかっていうのは、先に神のみ心を顕わしてね、完全にね、神の子の姿を顕わしてるわけです。ところが地球界はまだ現わしていないわけですね。

(人間が地球に存在する)一番の目的は、神のみ心を顕して、地上が、本当にいのちが一つになる、本当にいのちがひとつに解け合って、この地球の平和ができるということが神のみ心の現われなわけなんですね。

そのために働いている。そのために尽くしてゆくということが天命なんですね。

それで、人間が地球界に(最初に)肉体をもって生まれたときから、生まれ変わり死に変わりして、最後にはどこの誰として、何ていう魂が、なんていう生命(いのち)の流れが何年何月には天命を果す道に入るとかいうように決まっている、大きな天命として決まっているわけです。(つづく)

ある日の五井先生のお話し