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いつも心が明るくあるように

『心ころころ』の歌(※白光聖歌)じゃないけれど、心の中から湧いてくる、明るいものが湧いてくる、ニコやかなものが湧いてくる、そういうような人間にならなければダメですよ。

裸でいて、作るのではなく、自然にそうなるように自分を磨かなければいけません。それにはどうしたらよいかというと、たゆみない愛の心……。その愛の心はどこから生まれてくるかというと、平和の祈りから生まれてくる。

世界人類が平和でありますように、みんなの天命が完うされますように、みんなが仲良くなりますように、そういう気持でいますと、自然に自分の体から、雰囲気がにじみ出てくるんです。

付け焼刃というのは、あの世では通じませんよ。肉体がなくなった時には裸の心なんだから、自分のもっている心がいつも裸で、前から見ても後ろから見ても、横から見てもそのまま「ああ、いい心だな」という心でないと、どうしても幽界に行って高い世界に行かない。汚れたもの、汚(きたな)い想いを浄めるために、やっぱり下へ行って修行しなければならないのです。

しかし、いつもきれいに青空のように澄んではいられない。そこで、その汚れを浄めると同時に、人々のためになりますように、と常に平和の祈りをするんですよ。「ああ私はまだ至りません。時々怒ったりもします。仏頂面もしますし、時々妬み心も出ます。怠け心も出ます。しかし、どうか神様、守護霊さん守護神さん、一日も早く消してくださいませ。世界人類が平和でありますように」と祈っていますと、いつの間にか守護霊さん守護神さんのほうで、きれいに悪いものを消してくださって、いつも心が青空のように、そして明るい状態がつづくわけです。

いつも心を明るくするためにも、一生懸命世界平和の祈りをしましょう。

五井昌久著『悠々とした生き方―青空のような心で生きる秘訣 聖ヶ丘講話』より