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神霊と人間との関係④ (完)

(つづき)そこで、進化した先輩星から派遣されている、進化の遅れている星々の援助をする役目の宇宙人たちが、種々様々な方法で働きかけてきているのでありまして、地球にも昔から働きかけてきているのです。

今日のように、自らを滅ぼそうとする程の核兵器や科学兵器の実際使用を阻止しようとして、その力を大きく働きかけてきているのであります。

これからは、ますます空飛ぶ円盤などが、多くの人々の眼に触れてくることでありましょうが、私共へは、大調和科学の智慧や知識をテレパシー的に教えてきているのです。

私共は、宇宙人のそうした援助を受けてもう十五年ぐらいになりまして、(正式には昭和37年から、交流はそれ以前から)着々と宇宙からの大調和科学の知識が積み重ねられていっているのです。

地球人類が現在のように、唯物的な方法で、各国が強大な破壊兵器をもちながら、平和な世界をつくりあげようとしても、とても無理なことは、良識者であれば、はっきりわかっているのでありますが、真に世界平和を実現する方法を知らぬので、核兵器全廃運動などで、その気持を現わしているのでありますが、お互いの国が、他より自国のほうが物質的に優位に立ちたい、この地球における権力を持ちたいと思っているのですから、武力の優位を自ら放棄するとは考えられぬことです。それよりもかえって、核兵器以上の兵器を生み出そうとさえしているのです。

ですから、世界平和をつくり出そうとする善意の人々が、なんらかの、各国の権力欲や物質欲を抑え得る、或いはそういう欲を消滅させる方法を考え出さなければ、善意はあっても、力がないことになり、地球を滅亡の方向に追いやってしまうことになります。

時期がここまで押し迫ってまいりましては、もはや肉体人間だけでは、もうどうにもなりません。資本主義だ、共産主義だなどという主義運動などでも、どうにもなりません。

各大国の権力も、核兵器やその他の兵力も、無力化してしまう程の大調和の力、平和の力を、平和をつくろうとする善意の人々が、その手に持たなければならぬのです。

そういう力を、私共は神々から頂こうと想っているのです。私共に働きかけている救世の大光明プラス宇宙天使の働きは、やがて大きくその成果を開いてゆくでしょうが、その大成果を得る日の一日も早からんことを念ずるならば、一人でも多くの人々が、神々の人類救済の愛の心を信じ、神と人間との間をすっきりとつなげる、世界平和の祈りを実施して頂きたいと思うのです。

神々の愛の心による、地球人類への救済の力と結ばぬ限り、地球の滅亡は近いと知らねばなりません。そのための世界平和の祈りであり、各神霊や宇宙天使への感謝の祈りなのであります。祈って祈って祈りつづけて、神我一体の人々を一人でも多くつくってゆきたいものです。(おわり)

五井昌久著『聖なる世界へ』より